【Amazon Hub ロッカー】を使用するメリットと注意点
大手通販サイト「Amazon」から2019年9月より【Amazon Hub ロッカー】の利用が開始されました。
この【Amazon Hub ロッカー】とはいかなるものなのか、徹底的にリサーチしてみました。
【Amazon Hub】の目次
- 【Amazon Hub】とは?
- 【Amazon Hub ロッカー】を利用する3つのメリット
- 【Amazon Hub ロッカー】ご利用方法
- 【Amazon Hub ロッカー】を利用する3つのデメリット
- 【Amazon Hub カウンター】といったサービスも
- 【Amazon Hub ロッカー】のまとめ
【Amazon Hub】とは?
この【Amazon Hub】とは簡単にご説明致しますと、Amazonが行ってくれているサービスの中の一つで、Amazonの通販サイトでご購入された物品をこの【Amazon Hub ロッカー】という「宅配ロッカー」に配送をしてくれるサービスです。
近年では、コンビニやスーパーといった場所でも【Amazon Hub ロッカー】の設置が増加傾向にあり、その他同様の宅配ロッカーの企業も見受けられますが、ネームバリューが高いという事もあり【Amazon Hub】が着実に増えています。
【Amazon Hub ロッカー】を利用する3つのメリット
1.全国でもお好きな近隣の指定した場所でも受け取れる
この【Amazon Hub ロッカー】を利用する際の最大のメリットがこちらの「指定した場所に配送される事」だと思います。
【Amazon Hub ロッカー】は、現在では東京都・神奈川県を筆頭にロッカーの設置数が増加しています。その他の都道府県では、埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城・静岡・愛知・岐阜・三重・京都・大阪・兵庫・福岡といった主要都市はロッカーの設置台数が多い様です(2020年10月リサーチ)
そして、その一番大事なロッカーの設置場所としては、やはり一番受け取りやすいコンビニエンスストアの「ファミリーマート」や、駅構内といった場所が多く、その他の場所としては「ココカラファイン」「スーパーベルク」「スーパーバロー」「スーパーFUJI」「三洋堂書店」「杏林堂薬局」「宇佐美鉱油」「スーパーとりせん」等に設置されております(2020年10月リサーチ)
2.サプライズ用等の物品を自宅ではない場所で受け取れる
これも結構重大なメリットの一つだと思います。
サプライズ用のプレゼントを通販サイトで購入する事は誰でもある事と思います。家族の誰かにサプライズとしてプレゼントするといった際、その物品を自宅に配送してしまった場合、日時指定や時間指定も可能ではありますが、万が一自分が受け取れなかった、若しくは受け取った際に、プレゼントするべきであろう人が「何届いたの~?」といったケースが多々見受けられます。
そこをカバーしてくれるのがこの【Amazon Hub ロッカー】だと思っております。仕事帰りにでも、ご指定された近隣の【Amazon Hub ロッカー】に物品を取得しに行って、そのまま自宅に持ち帰ってサプライズとしてお渡しするといった事も容易です。
3.自分が好きなタイミング(時間)で受け取れる
なんだかんだ言いましても、この3つ目が一番のメリットではないのでしょうか?
通販サイトで購入したものというのは、基本的には当たり前の事ですが、配送されます。その配送された物品を指定場所で誰かしらが引き取る。
といった形がセオリーですが、この【Amazon Hub ロッカー】を使用する事により、配達される方もロッカーに入れるだけですし、それを引き取りにあがる人も好きな日にち、好きなお時間に自分の好きなタイミングで引き取りに行ける。といった点がやはりこの【Amazon Hub ロッカー】を利用するにあたっての最大のメリットだと思います。
ロッカーの場合、配達してくれている方も不在通知を出さなくてもいいので、WinWinな事でしょう。
【Amazon Hub ロッカー】ご利用方法
とてもシンプルでわかりやすいものですので、簡単にご説明致します。
1.Amazonの通販サイトで物品を購入する
2.物品が、購入した際の配送先に指定した【Amazon Hub ロッカー】に到着すると、認証キー(受け取り用のバーコード)送られてきます
3.【Amazon Hub ロッカー】に取り付けられているスキャナー(タッチスクリーンの下にある赤い光の部分)で認証キーをスキャニング(読み取り)します
4.購入した物品が入っている【Amazon Hub ロッカー】のドアが自動的に開きます
5.荷物を引き取ります
【Amazon Hub ロッカー】のご利用にあたり、追加料金というのもかかりません。
とてもカジュアルで素敵なデザインの【Amazon Hub ロッカー】。受け取りスタイルもシンプル。早く全国的に展開して欲しいものです。
【Amazon Hub ロッカー】を利用する3つのデメリット
上記でメリットと言った表記でしたので、デメリットといった表記に致しましたが、正確にはデメリットと言うよりは、注意しなければいけない点です。
1.ロッカーの保管期間は3日間
【Amazon Hub ロッカー】の保管期間が3日間。といった事が、最大の注意するべき点だと思います。
※ただし、ロッカーのご利用自体が出来ない日は加算されません。
この3日という期日を経過しますと、返品という形になりキャンセルとみなされます。ロッカーに物品が入ってから3日間なので、その3日以内に確実に引き取りに行けるといった計画だけは、自分の中で決めておかなければいけません。
キャンセルになる事もですし、後日回収に行かれる配達の方にも迷惑がかかりますので、この3日という期日だけは守ってご利用される方が良さそうです。
2.Amazonサイトの物品のみロッカーのご利用可能
出典:ごく一般的な私用ロッカー
これは当たり前の事ではありますが、【Amazon Hub ロッカー】は、Amazonのサービスの一つですので、Amazonのサイトでご購入されたもの以外の配送・配達は出来かねます。
ごく一般的な私用で、この【Amazon Hub ロッカー】をご利用される事も出来かねますのでご注意ください。
3.Amazonサイト全ての物品が対象というわけではない事
Amazonサイトでの一部危険物や、重量・サイズが大きい物品、またPrime NowやAmazonフレッシュ等の食料品等ももちろんですが、配送対象外という事です。
【Amazon Hub カウンター】といったサービスも
【Amazon Hub ロッカー】は全国に設置されているロッカーに配達していただいて、3日以内に引き取りに行くといったシステムです。
このサービスと並行して【Amazon Hub カウンター】というサービスもあります。
これは、所謂レストランやショップといった、飲食店・小売業等のお店自体で対面で引き取りにあがるサービスの事で、他社が元々行っているコンビニで引き取れるサービスに近いものだと思います。
引き取り方法は同一で、認証キーをご提示していただいて、物品を引き取るといった形になります。
さらに、こちらの【Amazon Hub カウンター】に関しましては、保管期間もロッカーよりも4日間長く設定されており、1週間の保管期間が設けられている事もメリットの一つです。
ただし、この【Amazon Hub カウンター】をご利用する際、飲食店・小売業のお店といった場所指定する為、そのお店の営業時間内が引き取れる時間でもありますので、そのお店の営業時間は把握しておく必要があります。
【Amazon Hub ロッカー】のまとめ
現在では、世界中の様々な至る所にあるであろう「ロッカー」。
これが今コンテンツとして大活躍しているのですから、驚きです。
自宅に不在でも好きな場所・好きな時間・好きなタイミングでAmazonでご購入された物品をロッカーで引き取れるサービス。とても楽でスマートな時代になってきた事と思います。
ここで最後にもう一つ。【Amazon Hub ロッカー】のユーモアとセンス溢れる面白いお話ですが、設置されているロッカー1台1台の右上の方に、そのロッカーごとの名前がついているのです。
リサーチしてみると、東京都だと「おみそしる」「やきいも」「にくじゃが」等、大阪では「おかん」「おこのみやき」「あめちゃん」等々。
ご自分の県に設置されている【Amazon Hub ロッカー】がある方であれば、その名前を見に行くだけでも面白いものだと思います。自分の県では、多分あれだろうなぁと想像出来たりもします。
将来的にどんどんとロッカーが増設されていく事で、悪い方向に悪用される事無く、全国的に展開して様々な物流の有効活用のツールの一つとしても、自分でも利用していきたいですね。